こんにちは。「女子ろぐ。」運営者の絵亜です。
秋の夜長、私はおうちでもっぱら恋愛映画派です。
なんかこう、しっとりとした雰囲気の恋愛映画が秋は見たくなる。
恋愛映画をとおして、いまの自分の恋愛観や将来のことをじっくりと考えるのにはうってつけな季節だと思うんです。
なんだろう、アラサー突入してからかな、こんな感じになったのは(笑)
そ・こ・で!
自分の恋愛観や将来のことなど、自問自答しながらじっくり鑑賞したい恋愛映画を紹介します。
お菓子でも買いこんで、いつもは飲まないワインでも飲みながら、鑑賞するのがおすすめ。
ほんとの恋愛観は、浮気しなきゃ分からない!?「結婚まで1%」
「結婚」ってタイトルについてるとか、わりとド直球だと思いませんか?(笑)
そう思いながら観ていたけれど、物語のラストでは「おおお」となりました。
というのも、主人公は幼なじみどうし、付き合って10年来のカップル。
お互いアラサー、時が来ればこのままゴールイン…という状況。愛し合ってはいるけれど、ちょっぴりマンネリ気味。
はじめて同士のカップルで、ほかの異性のことはわからない。今まで付き合った相手がいないんだから、比べようがない。
このままゴールインしたとして、果たしてそれでいいのだろうか?
ということで、一度だけお互い浮気(身体の関係)をしてみない?ということになったのです。
ほかの人のことを知れば、恋人の良いところがわかるかもだし、刺激にもなるし…ってね。お互い公認のうえで、です。
すごい発想だよね(笑)
ほんの出来心のような感覚で、音楽家の彼と浮気した主人公。
でも彼っていろんなことを知ってて、音楽の趣味もあうし(彼女はピアノも弾くから)、楽しくて。
しかも彼にとっては彼女は浮気相手じゃなくて、本気の相手になってしまい…
その雰囲気を感じ取ってしまった彼女は、もちろん焦ります。「結婚目前の相手がいるし、あくまでも浮気!」と彼を遠ざけようとするも、彼はとても魅力的で…
いっぽうの彼氏のほうも浮気をしてみるけど、自問自答を経てやっぱり彼女がいちばん!という結論に至り、結婚したら住もうと思っている部屋の内装をせっせと進めます(彼氏は内装コーディネーター)。
彼女の心がぐらつき始めているとは知らず…
ハッピーエンドだけに収まらないエンディングにぐっとくること間違いなしです。
結婚秒読みの彼氏がいる人は見ておくべき映画かも。
主人公の彼女を演じたのが、レベッカ・ホール。
映画「恋するバルセロナ」で純粋だけど恋におぼれやすい主人公を演じていたのが印象に残っています。
スカーレット・ヨハンソンの輝く美しさが際立っていたけど、共感しやすかったのはレベッカ・ホールのほうかも。
「結婚まで1%」では、ばっさりショートカットでサバサバ系女子に。
飾り気のないファッションやメイクもかわいかったです。
あと1センチが届かない「あと1センチの恋」
この映画を見るときは、心してかかるように。
なんせ主人公のロージーとアレックス、ふたりが6才のときから、アレックスの結婚式でのスピーチまでをいっきに描くので、すごく気が遠くなるような、壮大な物語です…(笑)
幼なじみどうしお互い好きだったけど、高校時代にほんの小さないざこざですれ違い(ふたりともお互い別々の相手からパーティーに誘われたから)、そのまま何年もすれ違いつづけ…アレックスは別の人と結婚する流れに。
すれ違ったままでピリオドを打つのかと思いきや、ようやく自分に素直になったロージーと、ロージーの姿を見て結婚を投げ出したアレックス、お互いの気持ちを伝えあって結ばれた、というストーリーです。
それだけじゃなくて…すれ違った直後、ロージーは誘われた相手と一夜限りの関係になり、なんと妊娠。シンママになり大学には行けず…という真実が。
大学には行かないこともシンママになったこともしばらく知らされなかったアレックス。すれ違いは加速するばかり。
それでも交流がなくなったわけじゃないから、手紙のやりとりやお互い顔を合わせることはあっても、どこかぎこちなくて…あと1センチどころじゃないです、コレ。
主人公を演じたリリー・コリンズがめっちゃかわいい。
高校生の無邪気な姿も、シンママとしてがむしゃらに娘を育てる姿も、自分で夢をかなえる姿も、まだアレックスのことを好きでいる姿も…どのシーンもかわいくて、いじらしくて。私もまたがんばろう、って思えました。
リリー・コリンズ主演の映画は「ハッピーエンドが書けるまで」も好きです。こっちは両親の別居で傷つき、恋愛に対してドライ(身体だけの関係を繰り返す)な女子を演じています。
しかも彼女、小説家のたまご。自分のストーリーはおろそかって、ちょっと皮肉っぽかったな。
ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ
バックグラウンドも生活習慣も、恋愛に対する考え方も違う。そんなふたりが恋愛したら…というストーリーです。
イスラム教がバックグラウンドの男子・クメイル(Uberドライバーの傍らスタンダップ・コメディアンを目指す)と、芯が強くて勉強熱心なアメリカ人・エミリーが主人公。
最初はうまくいってるかと思いきや、お互いの両親に紹介しようとなるとトラブル勃発、すれ違いにつながってしまう。
それでもクメイルは彼女が好き。改めて向き合おうと決心した矢先、エミリーはひょんなことから意識不明の重体に…
真面目なイスラム系男子、彼女を賢明に看病します。彼女の両親も最初は微妙な表情をしてたけど、真剣さをみてクメイルを認め始める。
でも、エミリーが目覚めても、クメイルが看病していたことを分かるはずもなく…
困難な状況のなかで、クメイルの両親がエミリーのことをあきらめろときつく問いただすシーン。
ここで、クメイルは両親に「自分で信じるものは、自分で決める」と宣言しました。
彼にとって、イスラム教の考えは両親から押し付けられていた面も大きかったからです。信じるものは自分で決めたい、愛する人のことも、これからのことも…
ここまで強い意志をもって恋愛がしてみたいなと考えちゃいましたね。
私がゾーイ・カザン大好きだってのもあるかも。
際立って美人ってわけじゃないけど、知的で自分を持っていて、困難とも真剣に向き合う。
痛いくらいに素直な女子の役がしっくりあてはまる女優さんだと思ってます。
典型的なヒロイン気質や、めっちゃ綺麗で生まれながらにお姫様って感じの女子を観ているよりも疲れないし、元気がもらえます。
とくに「ルビー・スパークス」、大好き。
等身大な主人公に共感♡
甘いばっかりでも、涙ばっかりでもない。
等身大の女子たちが、自分自身で恋愛を考えていくような物語ばかりを選んでみました。
勇気づけてほしいとき、恋愛で立ち止まったとき…とにかく、フクザツなアラサー女子のココロに聞く映画だと思います。
DVDやBlu-rayレンタルもいいけど、観たい恋愛映画がいっぱいあるなら
映画・ドラマ見放題サービスのあるU-NEXT がとっても便利です。
レンタルショップに行く手間もないし見放題作品が多い。
私は毎月、自分への投資だと思って見放題サービスに登録してます。
本ページの情報は2023年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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